この機種でポートの開放を行うには、ポートマッピング機能を使うのがいいでしょう。
ServerSoftを使用するWindowsはIPアドレスを固定する必要がありますので、IPアドレスを固定してください。
なお、ルータのDHCP機能はONにしておいてください。
OFFにしますと、ポート開放の設定が無効になる事があります。
下記の設定方法は電子マニュアルの『外部にサーバを公開する』、『DHCP
サーバ機能』
『ポートマッピング設定』辺りに、図入りで詳しく説明されています。
手順 0.クイック設定Webの起動手順 0−1.パソコンなどを起動する。 0−2.WWWブラウザを起動し「http://web.setup/」と入力し、クイック設定Web のページを開く。 本商品のIP アドレスを入力して開くこともできます。(工場出荷時はhttp://192.168.0.1/ です。) 0−3.初回起動時に、管理者用パスワードの初期設定を行う。設定されていればこの画面は出ない。 0−4.ユーザ名とパスワードを入力する。 ユーザ名には『admin』と入力し、パスワードには設定したパスワードを入力してください。 0−5.[OK]をクリックする。 0−6.クイック設定Webの画面が表示されます。 0−7.表示されない場合は、ブラウザのプロキシサーバーが外れている事と、オンライン作業になっている事を確認してください。
1.ServerSoftを使用するWindowsのIPアドレスを固定する。 ・・・WindowsのIPアドレスの固定手順 [IPアドレス]・・・『192.168.0.2』でいいでしょう。 [サブネットマスク]・・・『255.255.255.0』でいいでしょう。 [デフォルト ゲートウェイ]・・・『192.168.0.1』でいいでしょう。 [優先DNSサーバー]・・・『192.168.0.1』、もしくはプロバイダーより指定されたDNSサーバーのIPアドレスを入力します。
図:1 NAT エントリ編集画面
2.ポートマッピング機能の設定 2−1.クイック設定Webを表示する。 2−2.[詳細設定]のプルダウンメニュをクリックし、[ポートマッピング設定]をクリックする 2−3.[編集する接続先]のプルダウンメニュをクリックし、編集する接続先を選択する。 2−4.[NAT エントリ編集]欄で設定する。 2−4−1.[エントリ番号]・・・空いている番号を選択します。 2−4−2.[変換対象ポート]・・・ServerSoftに設定しているポート番号 2−4−3.[変換対象プロトコル]・・・『TCP』 2−4−4.[宛先アドレス]・・・1.で設定したServerSoft使用するPCのプライベートIPアドレス 2−5.[編集]をクリックする 2−6.[NAT エントリ]欄で[最新状態に更新]をクリックし、登録した内容を表示する 2−7.適用するエントリ番号にチェックする (2−4−1で設定したNo) 2−8.[適用]をクリックする 以上。
「余談」
Serverに必要なPortが開放されているか(使用されている)?簡単に確認する方法があります。
「スタート」→「ファイル名を指定して実行(R)」にて『netstat -na』と入力する
※「ESTABLISHED」と表示されている部分が現在、使用されているPortです。
バッチなどを作っていつでも確認できるようにしておくと便利ですね。
パケットフィルタの設定は必要ありません。
特別なセキュリティーを施さなければ設定する必要はありません。
パケットフィルタ設定をしなくても、セキュリティー的には無駄なポートが開いていなければまず問題ありません。