試用期間について

中途採用にあたり、試用期間をもうける企業が、不況のせいか増加傾向にあるようです。
試用期間は、本来転職のミスマッチを防ぐためのもの。

採用側にとっても応募側にとってもありがたいシステムのはず。

しかし、企業にとって正社員を抱えるリスクが大きくなってきているためか、この「試用期間」がさまざまな役割を

担いはじめているのです。

普通大きな問題が無い限り、一定の試用期間が済めば、スムーズに正式の採用へと移行します。

しかし最近では正社員への登用を難しくし、時間をかけた二段階選考といった体にしている企業も出てきました。

また、試用期間中は正社員と同様の待遇であるべきなのですが、実際にはそうとは言えず、社会保険無しの日・時給換算

というアルバイトに近い形態の企業も見受けられます。

さらにその期間もひと月〜半年、長いところになると 「様子をみながら考える、延長も有り」

などとして、延長が繰り返され、結果一年以上も不安定な雇用形態が続いたケース

さらには試用期間あけに 「君はうちには合わないようなので、保険の無いアルバイトなら雇ってもいい」
と別の雇用形態を提示されたケースなど、一筋縄ではいかない事態も起こるようになりました。

《むゅーひんの体験談》

拙者も転職活動始めてまだ間もない頃、T社へ面接へ・・・1時間程して面接を終え帰宅

それから2週間後。T社から採用通知が届く文面は、まぁ〜よくある形式的なもの

再度、雇用条件などの話し合いを行うためT社へ

その時に感じたことだが、担当者は試用期間に関する説明を非常に簡素に済ませたことが

引っ掛かっていたが・・・
        

明後日。手続きに必要な書類をカバンへ詰込み勇んで初出勤!!

(保険関係の書類の指定が無かったのが気にはなっていたが・・・)

事務の女性が出迎え「今日からここが貴方の席です!」と職場の一角にあった席の方を指差した。

「あっ!それと手続きに必要な書類は持ってきてます?」と聞かれたので

拙者は「ハイ!御社から指定されたものは本日全て持ってまいりました。」

その場で事務の女性に書類を手渡す。

その後、拙者は別段なにもすることもなかったので、用意された座席へ腰掛け

これから働く職場の雰囲気を十二分に味わっていた。

しばらくして拙者の周囲に座っていた一人の社員が話し掛けてきた。

社員「君、本日入社の方?」 拙者「ハイ!むゅーひんって言います!(見れば分るだろ(汗;))」
                                                                                                       

社員「実は僕もまだ入社2年目の新米なんだ。これから宜しく!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雑談・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

拙者はその社員としばらく雑談を終えた後、入社説明で担当者が試用期間のことを殆ど説明して

いなかったことを思い出し思い切って社員に試用期間のことを聞いてみることにした。

拙者「あの済みません!先日、こちらで入社説明を受けたんですがその時、試用期間についての説明殆どなかったので

    お時間が宜しければ少し教えて欲しいのですが・・・」

社員「あ〜それね実は僕もまだ試用期間中なのよ」

拙者「へ?でももう入社1年以上は経ってるんですよね?それにこの会社の試用期間って確か3ヶ月って聞いてるんですけど」
                                                                                                                                                      

社員「そうね確かに3ヶ月だよでも3ヶ月消化した時にS部長からまだ君が本当に当社利益を生んでくれるかどうか

    3ヶ月という短い期間だけでは判断が付かないって言われてね」

拙者「それで試用期間の更新ですか!?」

社員「まぁね・・・」

拙者「でも給与は正社員同様に月給扱いですよね?」

社員「ううん 時間給だよ^0^」 (嬉しそうに語ってる場合じゃねぇだろ!!

拙者「バ、バイト(マジか!?) そうですか、でもいくら時間給でも月の手取りはそれなりなんですよね?」

社員「う〜ん まぁ手取りでいくと月15万ってとこかな?」(安ぃなぁ〜)

拙者「そ、そうなんですか?(月15万!?とても暮らしてける額じゃねぇ)」
                                                                                       

社員「君は前職でどの位貰ってたの?」

拙者「え!拙者ですか?そうですねぇ〜基本20万で残業代とか含めると30万はいってましたね」(おまいの倍だよ^ ^;)

社員「へぇ〜そんなに貰ってたの?僕は、今までバイトしかしたことなかったんでこの会社に入って少し給与UPしたよ」

拙者「そ、そうなんですか・・・汗; それは良かったですね(苦笑)」

社員「でもなぁ〜もう1年は経ってるんだから責めて雇用保険くらいは入りたいよ」

拙者「そうでしょうともS部長に掛け合って見たらどうですか?」

社員「もう何度も掛け合ってるよ でもね君はまだ試用期間中だろ!の一点張りなんだよ

   本日入社の君の前で話すことじゃないけど・・・1年半いた僕の先輩だった人それが不満だったらしくて

   先週辞めてったよ

              

「拙者の思考回路フル稼働中ーーーーーーいやマジで

それって詐欺同然やんかぁー 普通試用期間ってやつは求職者と会社双方にメリットがあるものだと

思ってたけどまさか昨今の企業がそんな詐欺紛いなことやって人件費や経費を節約してるとは・・・・・・・

いやはや恐れ入った不況・就職難・高失業率etc.... 重なって混沌としてくるともう形振り構ってる場合じゃない!

って企業が考えるのは分らなくもないが、しっかしそんなことしたら辞めてく奴ら増やしてるようなもんだろ!?

それこそ失業率の引き上げに一役買って出るってもんだ!!

今、企業側がやらにゃならんことはそういうこっちゃないだろ!!

社員の定着率を底上げしたらにゃならんだろう・・・・う〜ん最近、何処もかしこもアウトソーシングという名の

人売り業が横行してるのも大・中の企業がそんなことを平気でやるからさ

確かに今、1番儲けるには人売りが最適だろうけど・・・これじゃぁその内、本当に求人票の雇用形態から正社員って

項目が消え去るのも時間の問題だぁ〜ね
                                        

!ふざけやがってこっちはそのお陰で3社も転々としてやっと正社で雇って貰ったと思った矢先にこれだ!!

しかもバイトかよ!洒落になんねぇ〜 辞め辞めこんな会社の為に働いても会社側がそれに見合った

ものを社員にもたらしてくれないってぇのに・・・・・・愛社精神の欠片も亡くなって当然だな」
                                                                                                           

「結末」

その後、会社側へ退職する旨を伝えたことは言うまでもない・・・・・・・
そして様々な求人サイトを調べて現在、下記のサイトへ登録しています。

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